Biz_CADサンプルモデル

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Biz_CADは、ビジネスの機能的構造を表す「機能モデル」、業務処理・プロセスの手順を表す「プロセスモデル」、組織、情報システムの体系などを表す「組織モデル」の3種のモデルからなります。

それぞれのモデルは最上位にある俯瞰的なレベル(トップレイヤー)から、下位の階層へと段階的に詳細化をすすめることができようになっています。

機能モデル

  • 機能モデルはビジネスの静的構造、機能的構造を表現するものです
  • ビジネスに内在する「機能」「モノ」「概念」などをベースにモデル化します(これらを「ユニット」と呼びます) (※この「ユニット」がオブジェクトに相当します)
  • 機能系のユニットを円で、モノ系のユニット(機能系ユニットの操作対象)を八角形で表現します
  • ユニット相互の関係を線と文言で表現します
  • 機能モデルでは、企業全体等のマクロ的レベルの構造から、これらを支える詳細レベルの構造まで、階層的にモデル化をすすめることができます
  • ユニットの属性パラメータとして設定されるアイコンによって、ユニットの遂行手段、性質を表します
  • キャンバスの背景レイヤーによってアウトソース、インソースを表現します
  • 業務処理マニュアル等の既存文書へのリンクを設定することができます

図1: 機能モデルの例 (中規模メーカー:トップレイヤー)

図1-2 機能モデルの例(銀行:トップレイヤー)

図1-3 機能モデルの例(ソフトウェアベンダー:トップレイヤー)

図1-4 機能モデルの例(経理ユニット:第2レイヤー)

 

プロセスモデル

  • プロセスモデルは機能モデルで定義されたユニットをもとにモデル化します
  • ユニットを順番つきの線でつなげることによって、プロセスフロー(HOW)を表現します
  • 条件分岐などのパーツを設定することができます
  • ユニットやフローに設定されたアイコンによって、遂行手段を表現します
  • 所要時間、コストに関わるシミュレーションができます
  • キャンバスのヘッダーに、各プロセスのシミュレーション値(To-Be)、モニタリング値(As-Is)、処理タイミング、処理頻度等の情報を表示します
  • 各ユニットに、関係組織を表示すると共に、組織レーンを設定することができます
  • モデル化されたプロセスを階層的に詳細化したり、相互にリンク付けをすることができます
  • 務処理マニュアル等の既存文書へのリンクを設定することができます

図2 プロセスモデルの例 (「受注」プロセス)

図2-1 売上記帳・承認プロセスの例

 

図2-2 【参考】売上記帳・承認プロセスをBPMNで表記した例

 

組織モデル

  • 組織モデルは、機能やプロセスを支える組織の体系(WHO)を表現するモデルです
  • 組織モデルでは、企業全体のレベルから部課等の現場レベルまで、階層的に組織の体系を詳細化することができます
  • 通常の組織以外に、企業内組織や人に代わって機能を支えている情報システム、外部の委託先、自動機器などを表現することができます
  • 組織モデルでは、通常の組織以外に、部長・課長などの職位や、「営業部門」「部長級」など抽象化・グル―プ化された組織や職位を定義することができます
  • 組織の売上、収益、人員、コストに関わる目標値(To-Be)、現状値・モニタリング値(As-Is)を表示することができます
  • 業務処理マニュアル等の既存文書へのリンクを設定することができます

図3 組織モデルの例(全社レベル:トップレイヤ-)

図3-1 経理部(第2レイヤー)の例

図3-2 情報システムのみをプロットした例