Biz_CADの特徴
- Biz_CADは、機能モデル、プロセスモデル、組織モデルの3つのモデルから成ります
機能モデル | 企業の機能構造・静的ビジネスモデル を表現します |
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プロセスモデル | 業務プロセス を表現します |
組織モデル | 企業の組織体系 を表現します |
- Biz_CADはビジネスにおける「機能」と「モノ」を中心にモデル化します
- Biz_CADは、企業が内包する「機能」を体系的、正規的に抽出し、再利用性、相互運用性の高いコンポーネントを抽出します
※ビジネスを構成する「機能」は、その実現方法や対応組織に変化があったとしても本質的な部分は恒久的で揺らぎが少ないため、安定性が高く、高い再利用性をもつことになります。 【例】「販売」という「機能」は、店頭で対面販売した場合でも、ネット販売した場合でも、顧客に対し商品やサービスを提供し、その対価を受け取るという本質的な「機能」に差異はありません。ただ、遂行の手段・方法(HOW)だけが異なるのみとなります。 |
- Biz_CADは、正規化された汎用的な部品と属性(パラメータ)設定でビジネスをモデル化しますので、他のプロジェクトでの再利用性が高まります
※フローチャートやBPMNは、作業の内容の多くを文章で述語的に表現しますので、他のプロジェクトでの再利用には限界があります。 |
- Biz_CADは、ビジネスの5W2H+αを表現します
- Biz_CADは、企業の機能的構造、プロセス、組織、売上、収益、コスト、時間、収益、外部委託、情報システム、ビジネスリスク、アウトソーシング・インソーシング、BPO、SCM、分社、グループ会社、シェアードサービスなど、ビジネスが内包する様々な要素を表現します
- Biz_CADは、アイコンやグラフィカルなユーザー・インターフェースを多用してビジネスを表現します
- これによって、経営者から現場従事者まで広く直感的に理解できて使いこなせるものとなっています
- このような特性からBiz_CADは「 ユーザーズUML 」に相当するものとなっています
- Biz_CADは、俯瞰的レベル(経営者の視点)から現場レベルの視点まで、同一の表記法で階層的にビジネスを表現します
- Biz_CADは、 企業全体・企業グル―プ全体という大規模な領域から現場レベルのミクロなモデルまで、階層性と相互リンクをもってドリルダウン方式で表現することができますので大規模・複雑系のモデル化にも適しています
- Biz_CADのプロセスモデルは、モデル上の部品(ユニット)と属性(パラメータ)設定でプロセスを表現するため、書き手の恣意が混入する余地が少なく、記載のバラツキが抑止され、表現が正規化されるという特性をもちます
- これによって、書き方、記載粒度、記載範囲、用語などが統一され、書き手の習熟度、知見、職位などによるバラツキを抑止できます
- Biz_CADは、日本語、英語の二か国語に対応していますので、国際的なプロジェクトへの導入、国際展開もスムースです